白雲の道

[No.2]女性と男性の感性の違い

Date:2003年08月07日(木)

8月7日天候晴れ
朝一番で元気に入ってきたMさん。人形つくりをしているおとなしい感じの20代女性。
イメージトレーニングとちょっとした身体の調整をしている。
数ヶ月前から通院しているが最近なにやら得る物があったようで毎日のようにせっせと通っている。人形作りに賭けた人生を生きているようでなかなかイメージ力は優れたものがある。
最近行っている陰の呼吸法による自己ヒーリングは面白いらしい。彼女は気の力とヒーリングのエネルギーの違いをたったの一回で認識した。
鼻から息を吸い上げ臍の周りにその呼吸の中のエネルギーを撒き散らしたイメージと同じように息を鼻から吸い上げ胸の周りで広げたイメージの違いが身体にどのように現れるか。これはある程度の感性があれば分かることだ。
前者は気力や元気に関係する気に直接関係し後者は癒しやヒーリングと直接関係している。この違いをビリビリした静電気のような感覚と細胞の中から発してくるような力のある熱さとして識別することも出来る。
普段あまり笑わない彼女が最近、視線をそらさずによく微笑むようになった。まだ高笑いは聞いたことはないが、そのうち聞けるだろう。最近の進展は驚きだから。
女性は男性に比べ身体で感じとる感性能力は高いだけではなく、速い事を最近感じている。その感性を感じたが速いか理解してしまう。私のような人間が20年かけてその違いと傾向を考えて迷った挙句やっと理解したことをたった一度の提言によって理解してしまう。彼女はそんなタイプだ。
ちょっと時間を置いて競輪選手のIさんがやってきた。レース中に転倒した怪我がきっかけで当院に半年ほど前から週に一度のペースで通院している。
彼は鍼灸による身体の本格的な調整をしている。
先生、今週は調子が今一でした。どんな具合だったかと聞くと、以前の腰の違和感が時々出てきたとの事。後ろ向きになって歩いてもらうとなるほど頭が違和感のある側の逆に揺れている。まねをした歩き方をして見せると僕もそんな感じだったという。
鍼灸でその運動筋を金鍼、銀鍼の性質を生かし補正をした後、最近紹介しているイメージトレーニングがどれだけ出来るようになったかやってみてもらった。彼はプロのスポーツマンだけあって理解は速いが、まだ全体がつかめてないらしい。
女性は全体を一度に見て理解するのに男性は失敗の中で身につける傾向がある。その事は前から分かっていたが今日はそれが妙に印象に残った。