白雲の道

[No.5]気風のよさ

Date:2003年08月10日(日)

8月10日天候晴れ
今日は日曜日、診療は午前1時で終了。看板を裏返そうとした時にまだいいですかと言って入ってきた女性がいる。先日の講習会をサボったHさんだ。あの台風雨では無理もないが。Hさんは7.8年前から気が向いたときに健康管理のために通院し、講習会のメンバーでもある。
先日の日誌をホームページで読んだらしい。
先生。読みましたよ。昨日の江戸っ子の話面白いじゃないの。私江戸っ子なの知ってるわよね。知ってるよ。
彼女は神田の生まれで生粋の江戸っ子だ。性格はまさに気風のいい江戸っ子気質を持っているといっていい。
世話好きで面倒見がいい面もある。これが過ぎて疲労困憊してしまう場合も多いようだ。
鍼灸による軽い気のバランス調整をした後、例のごとくコーヒーを出して雑談。と言うよりもコーヒーはHさんが私の分も入れて持ってきたものだ。
Hさんは言う。私がここに来たきっかけは7,8年前に月刊新松戸というタウン雑誌のコラムに先生のはりシリーズが載っていてちょっと感動したからなんですが、今回の日誌読ませてもらってあらためて先生の乗りのいいリズムを感じました。と持ち上げる。今度は先生は銀座に行きたいんですかと詰め寄る。いやそういう訳ではなく社会の原動力が江戸っ子の気風のいい女性達によれば不況も飛んでいくかもと思って言っただけさ。そんな事いって本当は銀座の姉ちゃん達が目当てじゃないですかとなおも詰め寄る。
分かった分かったその言い方はまさに江戸っ子だとかわす。ところでお母さんは元気かと話をそらそうとすると、元気ですけど先生質問があるんですがと突っ込んでくる。何ですか。江戸っ子ってちょっと男っぽい感じがしませんか。そうですねと私。だとすると先生の言っている女性の良さがあまり反映されないのではないですか。それはそうですねと私。では江戸っ子に何が出来るんですかと手厳しい。分かった分かったちょっと分かりやすく説明してみよう。
男性的な女性は直感があるのは同意するか。それはわかります。わたしもくじ運はいい方です。では幸せ運とか愛情運とかはどうだ。あまり良くはありません。そうかもね。
どうしてですか。それはまだ女性のヒーリングの能力や自分の中でくつろぐ能力を使っていないからだ。それはどうしてですか。そこが問題の中の問題だと、もったいぶって一呼吸置く。
それは男性的な女性は呼吸の力は強いが浅いからだ。江戸っ子の気質は関西人のように呼吸を深く自分の内に入れない。そのため気を風のように吹き込むことは出来てもそれをからだの内側で育てる事はあまり得意ではない。そうすると愛情運は悪くなるのですか。悪くなるわけではないが育たない。周りから見て幸せそうに見えても自分の中ではあまり感じていない。それを人は無意識的に感じ取るのだ。気風のいい女性は人が底抜けにいいもんだから自分の幸せをつくるエネルギーさえ気前良く外に押し出してしまう。
へー。初めて聞いたわその話。では江戸っ子はだめな子ですね。いやそんな事はない。直感という基盤と素直で強い意志があるわけだからそれをもう一歩外側ではなく内側に進展させると鬼に金棒、いやそれより女神のようになる可能性があるって事だ。
そこに先生が登場というわけ。まあそんなところさ。ちょっとかっこ良すぎじゃなーい。とHさん。
江戸っ子にはなかなか歯が立たない。明日は休診日。銀ぶらでもしてみようと思う.