白雲の道

[No.11]ゆったり人生

Date:2003年08月17日(日)

8月17日(日)天候雨
きょうも真夏にしては肌寒い。そんな中60代後半のMさんがゆったりとした感じでやってきた。
こんにちは。ちょっと寒いですねと、昨日の異常気象を意識して私の挨拶。いや気持ちいいよ、明日あたりから暑くなるらしいよとMさん。さすが年長者ちょっとした異常気象などには動じない。
どうですか。身体の調子は。まあまあだ。ちょっと腰のあたりが不安な感じがするけど最近調子がいいよ。Mさんは7,8年程前にぎっくり腰でやってきてそれから月に数回の割で健康管理に通っている。
Mさんは今でも7,8年前の真っ青になってしまった腰痛が足の指まで響くきついはりで一発で治ったのには驚いた。それから俺は鍼を信じているんだと言うのが口癖だ。
ぎっくり腰のすべてがそんな事にはならないがたまにはそんな事がある。そんな時私もびっくりだ。
健康管理のための軽い鍼灸治療を終えコーヒーを出して雑談。コーヒーを入れておいたのだが、保温になっていなかったので半分冷めている。入れ直しましょう。いやいやそれでいい。
Mさんはコーヒー通なのでこれは申し訳ないことをしてしまったと思ったが、うまそうに飲んでいる。
話題がお盆の休み中に読んだ鎌倉時代の歴史もの数冊の本になった。Mさんは中国と日本の歴史ものの本はほとんど読んでいる。私はというと30年程前に呼んだ吉川英冶の宮本武蔵や司馬遼太郎の坂本竜馬ぐらいでさほどの知識はない。しかしその時代の人達の自然さと情熱は好きなものだからついついその話に引き込まれてしまった。
話をこちらに引き戻そうとイメージの話をしてもMさんはわからんなーというだけでまったく興味を示さない。しかし健康法については結構詳しく自分でいろいろやっているらしくその都度報告してくれている。
結局私の話の出番はないわけだがMさんのゆったりした人間味が私の探究心の疲れを癒してくれるようだ。
そういえば今回ひとつだけあった。それは最近本を読みながらいつの間にか眠ってしまう。それはボケやアルンツハイマーにつながるという事をテレビで聞いたが本当かな。
それは私の専門だ。それは読んでいる本によるんですよ。もし本を読みながら情熱を感じてうとうとして眠りの中に入ったとすると自分の身体や人生に情熱が生まれるし、つまらんなーよくわからんと思いながら眠りの中に入ると良く分からん身体や人生になる。
そうか。そうなのかもしれないとにっこり。