白雲の道

[No.12]ついつい

Date:2003年08月19日(火)

8月19日
昨日初めてこの日誌の読者からのメールが届いた。一週間前にSさんにもし何か気がついたことでもあったら是非メールしてくれと頼んだその人からのいつになく好評なメールだ。
そのSさんが今日、午後一番3時に来ることになっている。
午後うとうとしていて誰か来る予感でふと時計を見るとほぼ3時、Sさんだと思って秒読みを始めた。いつもより少し早い。
治療が終わるまでメールの事は口に出すまいと思っていたが来るなりついついメール読んだよ届いた?と言ってしまった。はい届きましたとニコニコしている。そうかとうきうきしているのを表面に出さないようにしながらいつもの治療に移った。
治療後コーヒーを出し雑談。
先生の言ってる事が日誌で読むとあらためて良くわかります。今ぼくはこのような事に気をつけているのですが正しいですか。姿勢の事はこんな理解でいいですかと言うようにしっかりと質問をしてくる。私は気分よく答えSさんの相づちと確認がうれしくなってついつい聞かれていない事まで話してしまった。それは広大無辺な陰陽の世界についてだ。
私はいつもこんなことで失敗する事が多い。少しずつなら多くの人が理解してくれそうなことでもいきなりそんな話をするとたいていの人は逃げ出すことになる。
Sさんと入れ違いにやってきたライターのDちゃんとYちゃんそれと美男子少女のIさん。治療後やはりコーヒーを出して雑談。今回は前回の目の下のくまの話よりもいつもの高尚な話になった。しかしいつもとちょっと違う。
待合室は狭いものだから二人半がけのソファーに3人で座っている。真中にIさん、両脇に身長184、5センチほどある二人が座っているものだから椅子が小さく彼らはきつそうに見えるが、、いつもより治療後の疲労感にもめげず元気そうだ。
そんな中で数日前までの漫画家や小説家の一大イベントに参加していた内容を3倍速ほどの速さでの話してくれた。私はついて行くのがいつも大変だ。話が速い速度でどんどん展開してこんな話が出た。もう遺伝子の4つの塩基配列を利用したコンピューターが可能らしい。そうなると人の思考まで読み取る事が出来るかもしれない。
その話を聞いて、いつもの事だが自分の世界から割り込み、ついつい陰と陽、その中のそれぞれの陰と陽で4つだから何か符合するぞと分けの分からんような事を言い、さらに思考がホルモンを造りそのホルモンは遺伝子情報をもつのだからその四つの塩基配列を使ったコンピューターでホルモンを調べると思考が読めることになるか。とだれも理解不能なことを言って一人喜んだ。
その度にみんなの頭脳コンピューターは新型のウィルスに侵されたようにその速度を落とし、止まり気味になるがこの癖はやめられない。
私の中にもSさんの認識確認プログラムのようなものがあり、ついついこの三人のインテリ達からもインスピレーションを得たつもりになってしまう。その是非はともかくとして。