白雲の道

[No.16]無意識的な感覚

Date:2003年08月23日(土)

8月23日(土)天候晴れ
目に見える筈のないものを観ることはだれでも自然に行なっている能力だ。例えば人の中に気の強さや美や愛を観る。本人はだれもその事を言わないが観るものは無意識的にそれを察知する。しかしここに観る者によっての違いがある。
この無意識的な感覚を大事にする人たちと人の意見に照らして考える人達だ。どちらが良いという訳ではないがその違いに注目する価値があると思う。
例えば、結婚相手を選ぶ時が来ている。一人はあまり経済状態はよくないが気楽。もう一方は経済状態も良くルックスもいい。しかし何となく自分ではいられない。よくあるパターンで何を基準にどちらを選ぶのか。
この選択によってその人の何が決まるのか。
この選択によってその人のエネルギーの方向が決まるのだ。
ここに大きな法則がある。反対のもの同士が引き合う法則と類は友を呼ぶ同質の出合いが、矛盾したように知られているが、この矛盾を解決する大きな法則がある。
それは簡単だ。異質の出合いはエネルギーを引き下げてゆく。同質の出合いはその人のエネルギーを高めてゆく事になる。
ここで言うと経済状態はある者とない者の出合いで異質な出会いであり、またルックスは性の出合いで異質な出合いだ。しかし気楽さや愛を選ぶならそれは同質な引き合いでありその人のエネルギーは共により高く上昇してゆく。
その選択は無意識的な感覚を大事にする事で人の意見に照らすことではない。人の意見は常に対立を作り出し、異質の戦いの中でエネルギーを消耗してしまうのだ。
今日、8月7日の日誌で紹介した人形作りをしているMさんがやってきた。相変わらずせっせと何か考え事をしている感じで通って来ている。
軽い身体の調整とイメージを使った技術の練習をした後コーヒを出して雑談。
彼女は治療が終わったらそくそくと帰って行くのであまり個人的な事について話した事がない。この日誌はインターネットに繋げてないので見てないらしい事は知っている。あまり興味がないようだったが、話の種にと思って印刷したものを見せた。
Mさんは読むのが速い。あっという間に数ページを読んでしまった。どうだい面白いと聞くとあんまりと言う顔をしている。
そうかといいながら。Mさんは日記をつけたりするのと聞いてみた。いやでも文章は書いていますと言う。へーどんなのと聞くと。小説と言う。ど、どんな小説なのと聞くと推理小説という。こんな感じで会話が進み、結局分かった事はすごい。今まで何回か小説を書いて出品し賞を受けているらしい。今回始めて商業ベースのコンテストに応募して賞と大金をせしめ本も出版する事になっているらしい。彼女は議論の中にエネルギーを消耗するタイプではない。
私はうれしくなってしまった。言葉少な目な彼女が心の中では長編小説を書くほどの大きな世界を持っている。彼女の直感はイメージトレーニングを練習している中ですばらしいのが分かるが、論理的にもそんなにすばらしいとはうれしい限りだ