白雲の道

[No.42]気力を残す

Date:2003年09月21日(日)

9月21日(日)雨
今日は午前中のみの診療。久しぶりに早く終わったのでスポーツクラブに行った。
最初のトレーニングは私の場合、ジョギングマシンで1,5キロメートルを最善を尽くして走る事にしている。
始め時速10キロメートルで様子を見ながら2,3百メートル走ってその調子から時速16キロメートルに上げる。このスピードでは持続して1キロも走ると心臓がバクバクし始める.そのためどのぐらい走れそうかを考えて今日は500メートルをこのスピードで走ることに決めた。決めたらイメージを創り呼吸をイメージトレーニング法に従って融合する。
この時走破した後は気力体力とも高まっていると言うイメージは忘れない。そして、すぐにスピードを上げこれを実行しやりきる。後に残した数百メートルをクールダウンに使いジョギングが終わったときには気力体力共に高まっているのを確認して終わる。
もし、何となく走り、何となく走り終わるようなやり方をするとただ体力を消耗してしまう事を長年の経験から知っている.
どれだけ走るとイメージし決断する事はある意味では精神力だ.そして実際に走ることは身体力だ.この二つが融合して体力になってゆくが,終了時には必ず気力が勝るやり方をしなければ体力は向上しない.
もし、身体のだるさやけだるさを優先すると気力も体力も低下する.だからいつでも精神が身体を引っ張るようにする.逆ではない。これはスポーツの法則のようなものだと思う.
その後いつものようにスカッシュをした.今日は時間が早いのでみんなが来る前にコートを予約しその中で普段の4倍は動き回った。そのせいで今日はくたくただ。
スカッシュの内容は以前日誌無意識に橋をかけるでちょっと説明したが、なかなか面白い。しかしちょっと運動量が多いので一般的には敬遠されぎみなようだ。
同じような競技でラケットボールと言うのがある。似ているが、ルールとボールが少し違う.ラケットボールはアメリカで開発されたものでパワー勝負だ.しかしスカッシュはイギリスの発祥でパワーだけでは勝てなくなっている.
私はラケットボールからスカッシュに最近転向したので最初は大変だった.ラケットボールではすごい速いボールがスカッシュボールでは弾まないので相手に軽く取られてしまう.そのためにもう少し相手の位置や動きを見て打ち込まなければならない.
まだ転向して半年あまりなので今コツをつかむためにイメージトレーニングの真っ最中だ.スポーツは何でも同じだと思うが,頭で考えては遅過ぎてその瞬間に間に合わない.そのために無意識からの運動に切り替えてゆく。特に50才を過ぎたら体力を消耗しないように無意識を使わないと辛い。
これを逆にいうと例えば腰痛を持っている人が腹筋や背筋を強くしようとがんばり過ぎると腰痛をなお痛めてしまうが,体力を消耗しないようにイメージを展開し、無意識を使うなら強くしながら腰痛を治す事が出来る。ここは大きな突破口になるはずだ。
クラブを終えてスカッシュのメンバーが集まる休憩する所に行った。きょうは早いのでここでも一番乗りでビールを飲んでみんなを待っていた。
ここでこんな話が出た。ある59才のプレーヤーが奥さんと一緒にいて今度停年になるがその時43万円の旅行券が会社からもらえる。その旅行券でハワイに友人夫婦を3組招待した。しかしちょっと後悔している。というのはあの時酔った勢いで決めてしまったがこれだけあれば夫婦でヨーロッパのすごいところに行けたのにという事だ。
私は言った。いやいや友人を誘ったのはすばらしい。決断はハイなときに限る。それにもし、二人で行ったら愉しいと思うけどそれでお終いだ,しかしその幸せをみんなで分かち合うといつかハイな気持ちとしあわせが何倍にもなって帰ってくるかもしれない。それは気力を残すのに似ている。
それでその夫婦は気分を良くしたのか,大きな缶ビールを3つも飲んでくださいと持って来てくれた。そのため普段の4倍程も飲んでしまった。こんなに早くちょっとした分かち合いがハイな気持ちと幸せを持ってくるとは思わなかった。