白雲の道

[No.47]視線を上げる

Date:2003年09月27日(土)

9月27日(土)晴れ
最近ここでは数字当てゲームやトランプでのポーカーゲームがおおはやりだ。ポーカーゲームはだれでも知っていると思うが,数字当てゲームのルールは私が勝手に決めた。
タロットカードが60枚それぞれに意味のある絵が書き込んであるが,その上に60までの数字が書き込んである。カードを一枚一枚めくりながらその数字を当てるのだが,この時ぴったり当たると点数を5点。ひとつだけ当たると1点、例えばその人が10と言ったがそのカードの数字が12だとすると1点,逆に21と言っても1点だ。それを続けて5点になると勝ちという簡単なルールだ。
4点取っていたとして誰かがぴったりとその数字を当てるとそれでゲームオーバーになる。また、もしその数字がぴったりと当たったとするとそのタロットカードに描かれている絵の意味はその人の未来の出来事へのメッセージであるとしている。
このゲームをする前に思った数字が目の前に来るカード上の現実になるイメージをする事、もうひとつは気持ちを前頭部に置く事の二つ。この二つがしっかりと出来ていると数字が当たる可能性は高まる。
運は視線を目線よりも下げると下がり,目線よりも上がると上がる確かな傾向があるが、なぜかと言うと視線を上げると現実を創造しているという大脳の前頭部が活性し易いのだ。
だれでも運が落ちると視線が目線よりも下を向くが、これは視線が下を向くから運が落ちるのか、それとも運が落ちたから視線が下がったのか、その辺は議論好きな人たちに任せて私たちはまず、視線を上げる事から始める。
午後の終わり頃、架空の人Aさんがやって来た。Aさんは日誌の勝負力で登場したことがある。
軽いバランス調整とイメージトレーニングの後,雑談。
どうだい。最近姿勢良くなったようだね。はい。お母さんやお父さんからもそう言われました。姿勢は精神力とも関係しているから気おつけないとね。そうなんですか。
そうだよ。姿勢が悪くなると視線が下を向いてしまいやすいんだ。先生そういえば最近目の感じが違ってきたとも友達にも言われたんですが,先生どうですか。
目は前から見るとすごくいいよ。前は右側だったと思うけど下を見ながらもじもじしてた感じだった。私もそう思います。
そうだ、前回もやったけど数字を当てるゲームやってみるか。えー。自信ないな。そんな事言わないで視線を上に向けて当たると思ってがんばってみな。きっと当たるよ。そんな気がする。
結果は今までで最高だった。最初は数字が21のところ、12と言った,2枚目は32の所を23と言った。3,4枚目は外れたが5枚目はひとつだけ当たった。合計3点だったが,今までで一番良かった。
これで勝負をしようかと思ったが,半分こちらが負けそうな気がしたからでもあるが。彼女はすごく喜んでいるので今回はこれだけにしておいた。
どうだい。前より当たる気がしたんじゃない?慣れたのもあると思いますが、そんな感じかも。そう何に慣れたと思う。失敗しても大丈夫と言う感じかな。そうだ。その失敗しても大丈夫という気持ちが視線を上に持ち上げる事になるんだよ。
そうなんですか。逆に失敗したらどうしようと考えるその考え方は視線を下に向け運を悪くする。分かるような気がします。そうか、では、そんな弱気な感じがするときでも視線を下げる事を自分に許さない。そんな事が出来る?先生。やってみます。すごい進歩をしたかもね今日は。
Aさんは気分上々で視線を心持上に向け、にっこりして帰っていった。その視線の力は運を良くするだけではなく顔を輝かせ,姿勢を正すのにも一役買うことになる。