白雲の道

[No.72]二つの快感

Date:2003年10月26日(日)

10月26日(日)天候晴れ
私たちは誰でも二つの快感がある。覚醒する快感と眠りの快感だ。
この快感を意識したイメージトレーニングを紹介してみよう。
子供の頃、爽やかな朝、すずめにチュンチュンと朝だぞ朝だぞと話し掛けるように起こされた、あの最高な気分は忘れたくない思い出の一つだ。不思議な事に今思えば,そのとき覚醒と眠りの快感が同時にあった。
ここしばらくは行っていないが朝早く起きて軽いジョギングの中では覚醒の快感がある。逆に夜,一日を振返って一人ワインを飲み、そのけだるい眠気を感じながら眠りの中に入る快感。私は世に言う快楽主義者ではないが,この快感には価値のある何かがある。
この快感を通して何かが入ってくるのに気がついた事はないだろうか。
覚醒の快感はキラキラした光に似たエネルギーが身体の中に入ってくる感じがするし、眠りの快感は大地深くにあるマグマのエネルギーのある熱さが身体の中にゆっくりと流れ込んでくるようだ。
この二つの快感エネルギーは健康や人生に大いに関係がある。しかしそれを誰も気にとめない。もし、人生が苦痛なものだと思えばその人には、この快感は違うものになってしまうだろうし、眠りは身体を休める事としか感じていないなら身体を休ませようとあせるだけで快感はない。
逆に言うと意識の焦点を明確にこの快感のリズムに合わせることは陰陽のリズムとエネルギーに合わせることになる。
極端な例えだが,もし映画館に入って映画が上映されているときにスクリーンを見ないで他の事を考えていては映画が騒音でしかない。同じように我々はこの地球が織り成すエネルギーのスクリーンを見なければ生きている快感を知ることもないだろう。
ではそのスクリーンはどこにあるのだろう。そのスクリーンは二つある。一つは前頭葉と言うおでこの当たりの脳細胞だ。その位置はホログラフのように立体的なスクリーンがあるようなものだ。もう一つは後頭部の下方に位置する小脳。
そのトレーニングの方法は
朝起きたら顔を洗う前に太陽の光を見て口から深呼吸する。そして光を前頭葉で観ているようにする。その時に覚醒の快感がするがそれに任せる。
夜寝るときに眠りの中に入る前に小脳のあたりの暗闇を見て鼻からゆっくりとした呼吸をする。このときマグマのような熱いものが身体に流れ込む。それは眠りの快感だ。その快感の中でヒーリングが起こる。
午後近くになって架空の人Eさんが不眠症を訴えやって来た。
軽いバランス調整と上記のイメージトレーニングをした後雑談。
どうだい。はじめてのイメージトレーニングは。はいイメージトレーニングはこんな事だとは思いませんでした。まだよく分かりませんが,何となくやれそうな気がします。
どんなものだと思っていた?はいイメージ力をつけるためにりんごやみかんをそこにあるかのようにトレーニングするのかと思いました。普通みんなそう思うと思う。
しかしイメージする力は問題ではない。イメージする位置が一番目に知ることで次にそのイメージの傾向,3番目に呼吸だ。
そして二つの方向性を持った力を認識する事だ。二つの力があることを知ることで客観視している自分を浮き彫りにする事が出来る。
それはご飯ばっかり食べているとその良さが分からないが,味噌汁がその横にあるとその両方を客観視する自分自身をより感じるのにている。
同じように覚醒の快感だけでなく,眠りの快感も知ることで意識の振り子は喜びを伴って勢いよく動き出す事になる。
Eさん初めての事ばかりなので目を白黒させながらも、一生懸命ついて来ている。これからが大変だが,きっと彼の不眠症が彼の二つの能力とイメージトレーニングの突破口を開くだろう。