白雲の道

[No.73]陰陽の空隙

Date:2003年10月28日(火)

10月28日(火)天候雨
最近、眠りに関して面白い事を発見した。
それは人によって眠っているか身体の動きを最小限にしていないと一日眠った気がしない,あるいは疲れが取れないある決まった時間帯がある事に気がついた。
以前インドの和尚ラジニーシがその事に言及していたのを思い出して調べてみた。それは確かに在る気がする。以前はそんな事を言われても調べる術がなかった。
しかし今なら調べられる技術と能力がある。それはこんな感じだ。
その時間帯は人によって異なり,大体午前の1時ごろ4時ごろが多いが,時間にして約15分程度。その時間が近づくと急に呼吸のレベルが下がり,声のトーンも落ちる。
眠気が急に襲われるのもこの時間だが、気力で乗り切ってしまえば乗り切る事が出来る。その時はそれ程の疲労感はないが、その後時間を取ってじっくり寝たとしても眠った気がしないけだるさと疲労感が一日中付きまとう。
誰でも、調子が良い日と疲れやすい日があるが、その理由や原因があまりにも多過ぎて明確にコントロールできない事が多い。例えば今日はこんな天候だから調子が悪い。あるいは飲みすぎたから。あるいは精神的なストレスが原因と数え挙げるときりがない。
それは確かにそのような事があるが,逆にこれらのストレスがあっても不思議に関係なく元気な事もある。
しかし確かなエネルギー的な変化として人が無意識に持っているリズムがあるとするとそれは大きな可能性だ。
陰陽のリズムから言ってそのリズムが変わる時にちょっとしたギャップがある。それは季節にもあり,女性の月経周期にも在る。その変化するちょっとした時間帯にどちらにも影響されていない弱弱しい空隙が出来ることになる。
陰陽のエネルギーは完全に半分半分ではない。その中間にトランスの領域があるからだ。その空隙がこの領域の時間帯だと思う。この時間帯は陰から陽に変わる。
つまり夜という陰から朝の陽に変わるわずかな時間帯。せいぜい15分ほどの時間に起きる。
この間は眠っているとベストだが,たまたまその時間にトイレに起きてしまうということもあるし、夜勤勤務と言う事もある。だからその時間を知っておいてその時間はなるべく動かない方が得策だろう。
この15分ぐらいの時間が一日に影響を及ぼすとしたら小さな問題ではない。
その時間帯は個人的に異なるが、その時間はその人にとって殆ど一生を通して変わらない決まった一定の時間帯になっているはずだ。注意して呼吸の変化や身体の変化を観察すれば見つける事が出来るだろう。
午前中の遅い時間に精神的な不安を持って架空の人Zさんがやって来た。
軽いバランス調整とイメージトレーニングの後、雑談。
どうですか。治療後の感じは。いつも治療の後は身体が軽くなった感じがして気持ちもいいのですが,まだ落ち込んで眠れない日が多いです。
いつも何時ごろ寝ているのですか。最近は夜昼逆転して眠れるのは大体朝の5時ごろです。以前は何時ごろ寝ていました。数年前までは遅くても1時ごろには寝ていました。
Zさんの空隙の時間帯を調べてみた。それによると午前1時40分から2時ちょっと前までの間にリズムが変わり、その間は空回りしている感じがする。それはちょうど車がバックから前進にギヤを入れ変える一瞬不安があるのに似ている。
この20分ほどの時間、眠らなくてもいいですから出来るだけ横になって動かないようにしていてください。やってみます。その時間注意していると20分程の終わりの方になってくると呼吸のリズムが変わるのに気がつくかもしれません。
Zさんは微妙な身体の変化を感じる能力は高い。もしこれが身体のリズムを取り戻すきっかけになれば,昨日の日誌二つの快感で説明した陰の呼吸と陽の呼吸についてもすぐに理解されるだろう。
誰にとってもリズムは基本的なものであるがそのリズムを一度失った場合、自分自身のリズムを取り戻そうとあせる前にもっと大きな自然とのリズムに合わせると自然は大きな力になってくれる事が多い。