白雲の道

[No.83]内側の虚空と外側の虚空

Date:2003年11月08日(土)

11月8日(土)天候晴れ
身体の内側の虚空は過去と関係し,外側の虚空は未来に関係している。
過去は身体の内側にある。もっと明確に言うと過去は内側の虚空に蓄積されてゆく。
どうして年をとると身体が重く感じるようにのだろうか。それは細胞がその力を失うからだというのが常識的な説だが私は他にもその理由はあると思う。
それは内側の虚空が重くなるからだ。イメージそのものがある重さを持っているが,外側のイメージが内側に入ると過去と言う動きの無いイメージになって更に重く身体に圧し掛かる。
以前ロシアで生まれながらにして過去生を忘れずに覚えている少女が紹介された事がある。その事が真実である証拠もその記事に載せられていた。彼女は若いうちに他界してしまったようだが,その特徴の一つは普通に飛び跳ねて遊ぶ少女ではなかった。過去の記憶が重く身体に重く圧し掛かっていたらしく、重い身体を引きずるような身のこなしだったようだ。
普通過去は身体の中にあり、死と共に分解してしまう。例外は常にあるものだが,その真意は今となってはわからない。しかし理解できない話ではない。
私たちも夢があるうちはその期待で胸を膨らませているが,その夢が裏切られてがっかりするとそのとたん重い身体を感じる。宝くじはその良い例だが,もっと深刻な事も沢山ある。
もし、あるイメージが現実になったとすると、そこに重さはない。宝くじが当たって現実になったとき、現実がそのイメージと入れ替わる。その時身体の内虚空にイメージが入り込む事はない。
入り組んでいるがここで大きな法則を提言している。
私たちは外側のイメージは内側に入れるべきではない。反対に身体のイメージを外側の虚空に持つべきでもない。
内側の虚空と外側の虚空が陰と陽のエネルギーをもって交合している。ここには確かなリズムがありこのリズムを壊しながら人は老化の速度を加速してゆく。
ある人は夢が思うように現実にならなかった事を悔やんでやけ酒を飲んでいる。
ある人は夢が少しだけ現実になった事を思って祝杯を上げている。
ある人は自分もあの人のように美しくなりたいと憧れをもって酒を飲んでいる。
ある人は自分はあのような人になりたくないと思いながら酒を飲んでいる。
この4つの中で陰陽のリズムを壊さないのは2番目だけだ。なぜだろうか。
午前の終わりに架空の人Aさんがやって来た。
軽いイメージによるバランス調整とイメージトレーニングの後雑談。
どうだい、最近学校は愉しい?あれから休まないで行っていますが,友達関係が辛くなる時があって休んじゃおうかなと思う事がまだあります。
どんな友達関係で悩む事が多い。まだ私の事悪く思っているのかなって感じになる事が多いです。
それは誰でも多少は考えている不安だから、あまり気にしないという自分の中に取り決めを創ったらどうだろうか。でも先生その前に身体の中で何かが反応してしまう気がするんです。
なるほど。それはわかります。それは長い習慣で外側のイメージが内側に反応しているんだろうね。それは悪い事ですか。
それはいい事ではないが,私はその専門家だから任せてもらえばいい。よくちょっと嫌な事があるとすぐに胃が重くなる人がいるだろう。身体の外側と内側がつながってしまっている。ちょうど家の壁に穴があいてしまっている状態だ。それはどうすればいいんですか。
それは外側の問題だから外側から変える。まず一番の問題は変な目つきをしているのを観てもそれを判断しない事。次にその条件反射を身体の中から外側に変換する。後の方は私の仕事だ。